お仕事の部屋でのエピソードをご紹介します。

カラーペグのお仕事を行った年長の男の子。昨年初めて挑戦した時は初めてのことに不安を感じながら保育者と一緒に行いました。出来上がった時には満足感はあるものの「やっと終わったー」という感想でした。

そして今日、久しぶりにまた挑戦。昨年は保育者に一つずつ「あってる？」と聞いていたのに、今日は次々に自分で考えながら完成させていく姿がありました。ちょっと休憩・・・と休みも自分で決め、水分補給をして又続きを行いました。

時間にして約１時間。やっと完成！「できた！１人で出来たよ！」と大満足の表情。ちょっぴり恥ずかしがり屋なところがあるお子さんですが、「みんなに見せたい！」「みんなすごいって言うかな？」とドキドキした表情。クラスのみんなに見せに行くと「すごーい！」「ひとりでやったの！？」「僕もやりたい！」とお友達に囲まれニコニコ。

お仕事の部屋に帰ってきて片付けているときに「僕ばらさん（年中）のときは全然出来なかったのにお兄さんになっちゃったなー」とすごく嬉しそうな顔でお話ししてくれました。帰りのご挨拶もいつも恥ずかしがってしまう姿がありましたが、今日は違います！「先生！また来るね！」と大きな声で挨拶をし、自信満々の表情でクラスに帰って行きました。

人から認められること、褒められることは嬉しいことです。そしてそれ以上に自分で自分の成長を感じられたとき、子どもたちは大きな自信を手に入れます。「僕出来るんだ！」「私ってすごい！」という経験がたくさん出来るよう今後も見守って参ります。